先日、ある本を眺めながら自分の使ってきた家電を思い出してみました。すると、ここ数年家電に対する感動が薄れていることに気付きました。
消費者という立場から、デザインを学ぶ学生、そして家電業界でデザインをしていく人間と立場が変化しているのも原因だと思います。今は昔よりも家電のことを長く・深く考えています。技術的なすごさとかもわかるようになっています。
でも、今現在家電に対して感動できるかというと、答えはノーです。製品を見るとまず粗探しを始め、改善案を考え、“これでもっとコミュニケーションは活性化!”とか“主婦の生活がより豊かに!”と学生らしく大風呂敷を広げてしまうでしょう。
これが良くないとは言いませんが、この部分のノウミソだけ動かしていては本当にいいものって作れないんじゃないかなと思います。まだ現場を知らない学生がエラそうに言うのもなんですが笑
ある企業のデザイナーさんがおっしゃってたことを思い出しました。
「僕らの仕事はちっちゃなモノで、人をほんのちょっと幸せにしてあげることなんだよ」
穏やかで優しく、目を細めながら関西なまりで話すその人のようになりたいな、と思ったのをはっきりと覚えています。
more以降では、実際に僕か感動した家電たちを紹介します。
写真は数少ない最近のお気に入り。お気に入りのカフェの時計です。うん、いい。

なんといってもこれ、パナソニックのポータブルMDプレイヤーSJ-MJ5(写真はMJ7)。このリモコンが最高なのです。連続再生時間や耐久性など、性能は決して良いものではありませんが、このリモコンを店で見たときに自分がこれを持っている姿がダァーッと湧き出てきて非常に興奮したのを覚えています。
そして実際に手にした後、こんなにも「しっくり」くるものかと嬉しくてたまらなかった記憶があります。中学・高校の制服をきてリュックを背負い、自転車に乗る僕には最高のリモコンでした。
今もまだ、実家の勉強机の引き出しにあります笑

MJ5が壊れて買い替えようとしたとき、やはり基準はリモコンでした笑
この頃のパナソニック製品は普通のリモコンになっていて、代わりに選ばれたのがソニーのWALKMANです。このリモコンも実に秀逸でした。なにせカッコイイ。すごくカッコイイ。本体の色も写真の通り青だったんですが、これも良かった。
リモコンの一部が回転できて早送りや巻き戻しが可能なのですが、その部分を引っ張ると音量の調節になります。この操作に感動しました。自転車乗りにはたまらなくラクな操作だったからです。
こちらは函館の家の物入れにあります笑
さてさて、ちょっと興奮して疲れたので、今日はこのへんにしておきます。
まだお気に入り家電(というか青春家電?)はたくさんあるので、また後日紹介します。
ではまた。


